読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

居抜き物件とスケルトンどちらが合ってる?2つのメリット・デメリットを比較

f:id:urj:20160830104059j:plain

中古物件は大きく分けると居抜き物件とスケルトン物件の2種類があります。よく聞くけれどイマイチ違いが分からない、という方は案外多いのではないでしょうか。それぞれ特徴があるので、一緒くたに考えてしまってはいけません。

居抜き物件とスケルトン物件のそれぞれのメリットとデメリットを解説しますので、これから店舗物件を探される方はぜひ最後までお読みいただければと思います。物件選びで失敗しないために、2つの違いを理解しておきましょう。

居抜き物件とは?

f:id:urj:20160830104302j:plain

居抜き物件は前の借主が設置した設備や内装が残っている物件を指します。通常、借主が設置した設備は借主が撤去しなければなりませんが、次の借主の交渉次第でそのまま引き継ぐことが可能です。

居抜き物件のメリット

居抜き物件を選ぶメリットは、2つあります。1つは設備費や内装費が節約できること、もう1つはリフォームの時間を短縮できることです。

厨房や空調といった設備、イスやテーブルといった什器などは、業種が同じなら使える場合があります。まだ使えるのに撤去するのはもったいないですし、撤去やリフォームにも費用がかかります。新品にこだわらないのなら、流用した方がコスト削減になります。 内装もそのまま流用できることもあります。内装を一から作り替えるには費用がかかるので、細かい汚れや傷は修復してもらうだけならかなり費用を節約できます。

設備を撤去して内装を作り替えるなど、リフォームには時間がかかるので、短期間で出店したい場合は居抜き物件が適しています。設計の時間も短縮できるので、スピーディーに開業できます。

居抜き物件のデメリット

居抜き物件はコストを節約できるというメリットある反面、中古の設備は故障するリスクが伴います。前の借主が使用していた年数にもよりますが、劣化が進んでいると使い始めて短期間で修理や買い替えで逆にコストがかさんでしまう恐れがあります。居抜き物件の設備を流用する場合は、使用年数や耐久年数を確認しておいた方が良いでしょう。

居抜き物件にはもうひとつデメリットがあります。それは、同じ業種だと同じ失敗を繰り返してしまうかもしれないというリスクです。

前の借主が高齢でお店をたたむのならその心配はありませんが、その場所では成功しにくい業態や業種であるなら、同じ失敗をしてしまうかもしれません。同じ業態であるからこそ設備を流用できるわけですが、前のお店が失敗によって閉店した場合はそれが逆にリスクになってしまいます。

また、前のお店の評判が悪かった場合、その影響を受ける恐れがあります。外装や内装がほとんど変わらない場合、オーナーが変わったことに気づかれず、悪評まで引き継いでしまいかねません。

スケルトン物件とは?

f:id:urj:20160830104228j:plain

スケルトンは「骨格」や「骨組み」といった意味の英語で、その言葉通り、建物の骨組みだけを残し、設備や内装を全て撤去した状態の物件を指します。居抜き物件は設備や内装を残した状態で引き継ぎますが、スケルトン物件の内装はまっさらな状態となっています。骨組みの状態まで解体し、一から内装を作り上げることをスケルトンリフォームと呼びます。

スケルトン物件のメリット

スケルトン物件は内装設備がない状態なので、一からリフォームできる点が一番のメリットです。居抜き物件は内装設備を流用するので自由なリフォームはできませんが、スケルトン物件は思い通りのお店づくりができます。

居抜き物件は前のお店のカラーや特徴が残ってしまいますので、自分のお店を一から作りたい方にはスケルトン物件が合っています。

スケルトン物件のデメリット

スケルトン物件は内装設備を一から設置しなければならないので、居抜き物件よりもコストがかかってしまいます。高額な設備が必要な業種の場合、初期投資が増えてしまうのがデメリットとなります。

また、居抜き物件と比べるとリフォームに時間がかかってしまう点もデメリットとして挙げられます。前のお店が別業種の場合はフルリフォームを前提として計画をすることになるので、居抜き物件を想定しない場合はそれほど気にならないデメリットだと思います。

  • 独立起業の虎の巻PDFダウンロードはこちら